人気の湯たんぽを、私たちも買いました。
中を開けて分かったことと、選び直した理由をお伝えします。
01 選び直した理由
人気の商品なら、大丈夫。
私たちも、そう思っていました。
冬の冷えた手や足に、ほっとするぬくもりを。充電して、コードを外して使える湯たんぽは、とても便利なものです。
だからこそ私たちは、見た目のかわいさや人気だけでなく、見えない中身まで納得できるものを届けたいと思いました。そのきっかけは、ある市販品を自分たちで買い、使ってみたことでした。
中を開けて分かったことへ →02 中身を開けると
数回の使用で、使えなくなった。
中身は、電極式でした。
私たちが購入したのは、人気の市販湯たんぽ。ところが、数回使った後に、使えなくなりました。理由を確かめたくて中を開けると、液体に直接電流を流して温める、電極式の加熱構造が見つかりました。
購入品の内部にはさびが広がり、異臭も確認しました。2枚目の画像は、その購入品を開けたときの実際の写真です。
知らずに使う方を思うと、胸が痛みました。
使う前には見えないところまで確かめる。この経験が、私たちの湯たんぽ選びを変えました。
海外で公表された問題を読む →03 海外では
電極式の湯たんぽは、
海外で販売禁止が公表されています。
それでも、日本で販売されている電極式の湯たんぽを、私たちは実際に購入しました。人気や外見だけでは分からない加熱方式の違いを、もっと知っていただきたいと感じています。
しくみとリスクを読む →04 電極式のリスク
液体に、直接電流を流す。
そのしくみを知ってください。
購入品の蓄熱液は、包装の表示によると塩化ナトリウム水溶液、つまり塩水。塩分によって液体の導電性を高め、電極を通して液体を温める方式です。
液体に電流が流れること
液体に直接電流を流す構造では、袋の損傷や漏液によって感電のおそれがあります。外側の袋だけでなく、内部の加熱構造も確認したい理由です。
電極の溶解・腐食と、内部のさび
鉄電極は、材質や通電条件によって溶解・腐食することがあります。塩分は腐食を進める要因になります。私たちの購入品では、内部のさびと異臭を確認しました。
気体がたまると、ふくらみ・内圧上昇へ
塩化ナトリウム水溶液の電解反応では、電極材や電流条件によって、塩素・水素・酸素が生じる場合があります。気体が袋内に蓄積すれば、ふくらみや内圧上昇につながり、保護が不十分な場合には漏液・破裂のおそれもあります。
私たちが選んだ構造を見る →05 私たちの選択
私たちが選んだのは、
O型の高性能発熱管。
蓄熱液は、純水。
北国のこたつの湯たんぽは、密閉した発熱管を通して水を温める発熱管式。電気は管の中だけに通し、蓄熱液の水には流しません。
採用したのは、熱を広く、均一に伝えやすいO型の発熱管。見えない中身に、どんな構造を選ぶか。それも、毎日のぬくもりを届けるための大切な選択です。
本品には排気口も備えています。お手入れの目安や正しい手順は、別の記事で動画とともにご案内しています。




