蓄熱式湯たんぽのお手入れ方法|排気の目安と正しい手順

蓄熱式湯たんぽのお手入れ方法|排気の目安と正しい手順

北国のこたつ | お手入れのこと

お湯を沸かさず、電源につないで温めるだけ。
毎日使いやすい蓄熱式湯たんぽにも、ときどき必要なお手入れがあります。

それが、本体にたまった空気を抜く「排気」です。「前より温まりにくいかも」「冷めても少しふくらんでいる」。そんなときに慌てないように、排気の目安と正しい方法をご紹介します。

01

便利でも、お手入れは必要です。

蓄熱を繰り返すうちに、本体の内部に空気がたまり、ふくらむことがあります。空気が多くなって内部の圧力が上がると、過圧防止の安全装置が働き、十分に温まる前に加熱が止まる場合があります。

内部に空気がたまる圧力が上がる加熱が早く止まる場合がある

このような場合は、正しい方法で排気することで、通常の蓄熱状態に戻ることがあります。排気は、いつものあたたかさを保つためのお手入れのひとつです。

湯たんぽ選びでは、温め方に加えて、「排気できる構造か」「正しい手順が案内されているか」も確認したいポイント。排気に対応していない製品を、ご自身で開けたり加工したりしないでください。

温まりにくさの原因は、空気の蓄積だけとは限りません。排気しても改善しない場合は、使用を中止して販売店へご相談ください。

02

毎日使うなら、2〜3か月に1回を目安に。

北国のこたつでは、毎日使用する場合、2〜3か月に1回を目安に排気することをおすすめしています。蓄熱の頻度や本体の状態によって、必要なタイミングは異なります。

排気の目安は毎日使用する場合2〜3か月に1回。温まりにくい、冷めてもふくらんだまま、内部の空気が多く感じられる場合は状態を確認。急に固く膨らむ、液漏れがある場合は使用中止。

目安の時期より前でも、「蓄熱しても温まりにくい」「冷めてもふくらんだまま」「中の空気が多く感じられる」ときは、本体の状態を確認しましょう。少量の空気や蓄熱直後の張りは正常で、毎回排気する必要はありません。

03

排気は、必ず動画の手順どおりに。

まずは動画を最後までご覧ください。電源・蓄熱プラグを抜き、本体が完全に冷めてから作業を始めます。熱い状態や、通電した状態では排気しないでください。

日本語字幕付きの排気手順。内部が見える透明な実演用サンプルで説明しています。
実演用サンプルで差込口のカバーのネジを外す様子
カバーを外してから、排気口の栓を抜きます。
栓を外し本体をやさしく押して排気する実演
強く押さず、少量の水がにじんだら止めます。
  1. プラグを抜いて、完全に冷ます。
    プラスドライバーと、水分を拭き取る布を用意します。
  2. カバーと、排気口の栓を外す。
    動画で示すネジを外して差込口のカバーを取り、排気口の栓を抜きます。ネジや栓をなくさないようにしてください。
  3. ゆっくり、やさしく押して排気する。
    動画と同じように本体を支え、少しずつ押します。少量の水がにじんだら、すぐに押すのをやめてください。空気を完全にゼロにしようとして、強く押し続けないでください。
  4. 栓を戻し、拭いて乾かし、カバーを戻す。
    栓を元どおりに戻し、水分を拭き取って差込口を十分に乾かします。カバーを取り付け、ネジを締めてください。栓・カバーの装着と乾燥を確認するまで通電しないでください。

この手順は北国のこたつの対象製品用です。お手元の製品が動画と異なる場合や、操作に迷う場合は、作業を進めず販売店へご相談ください。

04

抜くのは空気。水を出しすぎないこと。

排気の終わりに少量の水がにじむことがあります。その時点で、押すのをやめましょう。水をたくさん出す必要はありません。

本品の蓄熱液は、通常、交換や補充が不要です。排気口は、お客様が水を補充するための口としてご案内しているものではありません。自己判断での加水はおすすめしていません。

05

カバーのお手入れも、ひとつずつ。

カバーを洗うときは本体から外し、洗濯表示に従ってお手入れしてください。「カバーが洗える」ことと「本体が洗える」ことは別です。本体を丸洗いしたり、水に浸したりしないでください。

いつもと違う様子に気づいたら、無理に使い続けず確認する。お手入れが必要になったら、正しい方法で行う。その小さな習慣が、毎日の心地よいぬくもりにつながります。

いつものぬくもりを、これからも。

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